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新NISA、成長投資枠をどう活用するのか?

執筆者の写真: 山木戸啓治山木戸啓治

コア・サテライトの考え方

新NISAで資産形成に取り組む際に、コア・サテライトの考え方を活用することが考えられます。コア・サテライトの考え方は資産運用の基本となります。 ポートフォリオを中核となるコア部分と、補完するサテライト部分に分けて構築する考え方は、新NISAと相性がよい仕組みです。 新NISAに当てはめますと中核となるコア部分は、つみたて投資枠を中心として、長期の積立投資で構築することが考えられます。 補完するサテライト部分では、成長投資枠を活用することが考えられます。コア部分とサテライト部分の運用は、それぞれ異なるリスクとリターンの特性を持つ、投資信託などを選択して構築します。
コア・サテライトの考え方

 新NISAはつみたて投資枠と、成長投資枠の2つからなります。ご自身の資金状況やリスク許容度に応じて、つみたて投資枠と成長投資枠を併用して活用します。新NISAで資産形成に取り組む際に、コア・サテライトの考え方を活用することが考えられます。コア・サテライトの考え方は資産運用の基本となります。

 ポートフォリオを中核となるコア部分と、補完するサテライト部分に分けて構築する考え方は、新NISAと相性がよい仕組みです。新NISAに当てはめますと中核となるコア部分は、つみたて投資枠を中心として、長期の積立投資で構築することが考えられます。補完するサテライト部分では、成長投資枠を活用することが考えられます。コア部分とサテライト部分の運用は、それぞれ異なるリスクとリターンの特性を持つ、投資信託などを選択して構築します。コア・サテライトの考え方を実践してポートフォリオ全体で、過度なリスクを回避しながらリターンの上積みを目指します。


コア運用部分の役割とは

 中核となるコアの部分は、資産形成を目指して長期的に安定した運用を継続するための、金融資産の土台を形成するものです。中核となるコアの部分は、リスクを抑え長期的に安定したリターンを得ることを目標とします。資産の安定的な成長を目指す部分は、低コストで世界に分散投資を行う株価指数に連動するインデックスファンドが候補です。低コストで分散投資を目指す株価指数に連動する、インデックスファンドに投資してパッシブな運用を目指します。

 

サテライト運用部分の役割とは

 補完するサテライト部分では、コア部分とは異なるリスクとリターンの特性を持ち、高いリターンを狙える対象に投資します。サテライト部分はコア部分の運用とは、異なるリスクを取ることによって分散投資を目指します。

 コア部分の運用方針が決まれば、サテライト部分ではコア部分とは異なる特徴をもつ対象先に投資するのも選択肢の一つです。

 成長投資枠では、つみたて投資枠の対象外のインデックスファンド、あるいはETFを、ポートフォリオに組み入れることが可能です。例えば、日経平均高配当株50指数連動型ETF、S&P500米国高配当株式ETF、ナスダック100指数連動型ETF、日経半導体株連動型ETFなどの成長投資枠にしかない投資対象を組込むことが検討できます。

 投資の世界に存在する多種多様な株価指数の中から、どの株価指数を選択するのかについては、アクティブな判断が求められます。

 コア部分およびサテライト部分をバランスよく併用して、リスクを抑えて市場平均よりも大きいリターンを目指します。

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